第4回 岡山芸術交流 2025 開催決定!
現代アートと聞いて「わからんわ~」
一緒に鑑賞している友だち・家族・大切な人と同じ作品をみて、感じたこと、気になったことを言葉に出してみてください。
難しく考えずに楽しんでください。もちろんお一人でも大丈夫!
旧内山下小学校中心に3年に1度「岡山芸術交流」が2022.9.30(金)~11.27(日)行われていました。2022年は3回目です。
今回は13か国の28組のアーティストさんが参加してくれています。
作品名に関しては実際に確認してみてください😊岡山芸術交流の特徴:近くで見ることができる。
チケット購入・引き換えは、旧内山下小学校・岡山県天神山文化プラザ・岡山市立オリエント美術館・林原美術館。
旧内山下小学校 会場
会場のひとつ旧内山下小学校は、1887年に開校し2001年3月に閉校となりました。
現存する鉄筋校舎は1933年(昭和8年)当時としてはとても珍しい建物です。
校庭内には国重要文化財・岡山城西丸西手櫓があります。
体育館の作品
学校鑑賞で団体で来られる場合を除き、曽根裕さんの作品はスタッフの指示に従って実際滑ることのできる作品です。
こんな大きい作品どうやって持ってきたのだろう?とか継ぎ目が見えるからバラして持ってきたのでは?色々な想像が膨らみます。
体育館にはもう一つ大理石で作られたリクリット・ティラヴァーニャさんのステージの作品があります。
ドラム缶状の形の上に台を載せたもの全て大理石。
時間帯によっては実際に演奏やパフォーマンスが行われていることもありますよー。
プールのクマ
かつて児童が利用していたプールに巨大なクマがいます。
どうやって持ってきたのか?雨の日はどうなるの?上から見たい!と色々な声がでるところです。
目がとても特徴的✨よーく見てみてください。
プレシャス・オコヨモンさんの作品。天神山プラザにもプレシャスの作品はあります。
校舎内の作品
教室全体が作品という片山真理さんの世界。
何か匂う、ライトが…。床に置いているのは貝?石?など鑑賞者さんの様々な声。
片山真理さんの作品は、天満屋百貨店のショーウィンドウにも展示されています。
アジフ・ミアンさんの作品。コートがふわふわと揺れる教室は、不思議な空間、そして映像。
アジフ・ミアンさんの作品は今回の岡山芸術交流2022のあらゆるところで出会えます。
旧内山下小学校の中庭や校庭、天神山プラザの会場にも!
ダニエル・ボイドさんの作品は教室全てが作品です!
ダニエルさんの作品は、晴天時に外の景色が透けて見えてきれいに見えます。雨の日などはドットからの圧迫を感じる人もいます。
ダニエルさんの作品も天神山プラザにもあります。
島袋道浩さんのスワンボートの映像作品。旭川に浮かぶ白鳥は岡山市民に馴染みのあるものです。
後楽園周辺の旭川で気持ちよく泳いでいます。
バルバラ・サンチェス・カネさんの黒板の部屋は教室全体が黒板のようです。
この教室から校庭の芝生が1番よく見えます。
DO WE DREAM UNDER THE SAME SKY
笹本晃さんの作品はまるで実験室のようです
回るガラスコップ🌀
校庭の作品
曽根裕さんの校庭の作品は木陰でゆっくり横たわっている雪豹。
池にはアジフ・ミアンさんの映像。実は中庭にも!
学校の校庭に土俵があるのも珍しいですが、土俵上にも映像があります。
もちろん芝とのDO WE DREAM UNDER THE SAME SKYが作品のため、芝生上にいる人も作品になるというのがリクリットさんの思いです。
キッチンカー、食事のカレーも作品。備前焼のお皿に烏城彫の蓋でカレーを楽しみます。
校庭のテント(カレーを食べたり休んだり)も白い塔のようなもの(実は喫煙場)も作品です。
オリエント美術館 会場
オリエント美術館は、建物自体も魅力的です。
↓入館してすぐのリジア・クラークさんの作品が目に入ります。
ヤン・ヘギュさんの鈴の作品はこのオリエント美術館の建物とコラボしているように上部より下がっています。
沢山の鈴のためかなりの重量です。この鈴は1日2回音がします。聞くことができたらラッキーかも❣️
江戸時代の円空さんの作品も不思議です。
裏はどうなっているかな?左右は同じかな〜?
フリーダ・オルパポさんの作品は、よーく見てみると??と思うところがあります。
今回のオリエント美術館での岡山芸術交流でいいところは、岡山芸術交流のチケットで常設のオリエント美術館の作品を見ることができるのです。
エジプト文化を始めたくさんの作品を観ることができます。是非この機会に楽しんでもらいたいです。
オリエント美術館の2階のお手洗いの手洗い場もちょっとステキ💕
館内の常設作品は撮影不可です。撮影OKのものだけお願いします。
岡山県天神山文化プラザ 会場
こちらの会場入り口には芸術交流とは別の作品もあります。
この白い作品は何でできているのか?香りも楽しんでください。
ここには日本の代表的なアートに書道があります。
高校生の若さ溢れるダイナミックな表現を感じることができると思います。
アブラハム・クルズヴィエイガスさんと岡山の高校生(岡山県立岡山芳泉高校と岡山県立岡山東商業高校の書道部)のコラボ作品です。
ここには旧内山下小学校やオリエント美術館・林原美術館・岡山城 中の段・岡山後楽園や岡山神社内に展示されている作品と同じアーティストの作品が展示されています。
林原美術館 会場
こちらは、触ってみると素敵な音がします。
「令和の名刀・名工展」は岡山芸術交流2022のチケット以外に林原美術館のチケットが必要となります。
他にシネマクレール丸の内では、1日1回上映あり(上映時間要確認)、岡山芸術交流2022の鑑賞券で鑑賞できます。
街角の作品(チケットなしでも)
天満屋百貨店ショーウィンドウ
片山真理さんの作品が表町商店街にさりげなく存在します。
街ごと芸術交流している感じがいい〜
岡山神社
岡山神社の中にも作品が❗️あの鈴のヤン・ヘギュさんの作品。
お詣りも忘れずに、丁度「七五三祝い」の時期です。
岡山城 中の段 会場
ここは展示時間が異なります。この大画面に16時になると映像が映し出されます。
天神山文化プラザの会場でも同じアーチストさんの作品がありましたよ。
岡山城の天守閣は入城料が別途必要です。
鑑賞券なしで石山公園・岡山後楽園(後楽園の入園料は必要です)にも作品があります。↑岡山後楽園
以前の作品
桃太郎通りからよく見える城下にもタワーが見えます。
街中に岡本太郎さんの作品が
オリエント美術館の隣のRSK山陽放送(株)新社屋の壁面に岡本太郎さんの作品。
日本の現代アートの先駆者でもある岡本太郎さんの作品が城下筋から見ることができます。
是非、岡山芸術交流2022を楽しんで岡山の街を散策してください。
何か気づいたこと、感じたことがあれば現代アート鑑賞です。正解などないのです!
2022年11月27日をもって”岡山芸術交流2022”は10万人以上の来場者により閉幕となりました。