岡山市に住でいると同じ県内とはいえ奈義町へは、70キロあるので県北へちょっとしたドライブです。
現代美術館として奈義町に「Nagi MOCA」には興味がありながら今回やっとお邪魔しました。
奈義町現代美術館の前の道より、少し東に那岐山(なぎさん)登山口があります。
美術館の外観は四角く図書館が併設されています。
ただ美術館の前に大きな筒状の物体があるのが特徴で芝生の上にはオブジェらしきものがあります。
建築家 磯崎新氏による建物です。
受付で入館料を支払うのですが、よくあるJAFなどの割引はなくベネフィットステーション会員の方なら割引が受けられるようでした。
また、岡山県が発行しているももっこカードがあれば入館料割引が受けれるようです。同じように他県の子育て応援優待サービスも使えるようですので、確認をしてみてください。
もちろん障害者割引、75歳以上の方は無料。(2023.9現在)
支払いは、クレジットカードでも電子マネーでも現金でもOK!
美術館内のカフェは平日のみの営業です。注文はチケット販売と同じ受付です。
大地のコーナーはぐっと落ち着いた感じ
私が訪れた時は9月というのにまだ残暑厳しい時期でした。
大地のところでは、風を感じることもでき、水が張られているためとても爽やかな空間でした。
温かみのあるの木のベンチに腰掛けてまるで森の中でそよ風と山の香り虫の声を感じて、まずは五感を呼び起こします。
月のコーナーは曲線の中
こちらも腰掛けるベンチがあるのですが、きれいに磨かれた石でできたもの。
手触りもツルツルでほんのり温かみを感じました。
床は、土で凹凸が少しあり足型があったりします。このざらざら感を感じながらのベンチのつるつる感は体験型アートなのでしょうか?
いよいよ太陽のコーナー
美術館の外から見た時、大きなドラム缶のような建物の中に入って行きます。
インスタグラムなどでよく見た映像。いわゆる「映えスポット」
螺旋階段を登るとそこは?足元も上も横も曲線。
少しバランスを崩してしまいます。
北側ギャラリー棟❘Nagi MOCAに関するアーチストのデッサンなど
南側ギャラリー棟❘企画展 収蔵作品ーモノクロームー黒と白の世界
「書の芸術」の企画展中でした。
日本の書もアートであることを改めて確認することができた作品ばかりでした。
私には鳥にみえた作品が琴であったりと、書による作品はまた見る者の気持ちにより見え方が違うことに気づきました。
奈義町図書館
最近、図書館も色々訪れているのでとても興味深く見させていただきました。
吹き抜けの明るい天井と天井まで届く本棚。
分類もわかりやすく、ゆっくり読んだり調べたりするスペースも町民の方が使いやすい感じがしました。
返却されたばかりの本も入ってすぐのよく見えるところにありました。
美術館のまわりもアート|私もアートの一部分?
石でできた滑り台をはじめ、芝生をキャンバスにしたオブジェが作品として展示されていました。
レストラン Pizzaeria La Gita
11:30のオープンにお食事するなら、要予約
私は、美術館に入る前に気になったので11時ころ伺ったら、「11時30分オープンですでにご予約でいっぱいです」「よかったら、お名前を書いておいてください」といわれたので名前と電話番号を書いて美術館に向かいました。
【☟近日イベント情報】
那岐山麓 山の駅
那岐山を山歩きする人はもちろん子ども連れ家族にもほっとできる場所です。
道の駅のような野菜の直売をイメージしていたら可愛いレストランとショップ。
広場で子どもたちが遊んでコテージがあるのどかな空間です。
まとめ
今回Nagi MOCAで、「自分自身が建物の中や芝生の上の一部」になってアート化しまうことの面白さを感じました。
ちなみに、MOCAはMuseum Of Contemporary Art の頭文字をとっています。
奈義町から少し南に下ると湯郷温泉があり、季節によれば桃やシャインマスカットやピオーネの果物直売所や収穫できる農園もあります。
アートにより心を満足した後、舌を満足させるのいいかもしれません。