豊島をてしまと呼びます。
2019年2015年の瀬戸内国際芸術祭を振り返ってみました。コロナ禍前のため、海外からの観光客もたくさん来られてました。
豊島美術館に行くため、バス停を降りると坂の向こうに絶景の瀬戸内海がみえるのが最高!!
豊島美術館(てしま美術館)
バス停を海の方に下って、右手に回ったところに豊島美術館があります。
豊島美術館のロケーションにまず衝撃を受けました。私は豊島美術館前のバス停に降り立った瞬間、目の前に真っ青な海‼私は瀬戸内海沿岸にしか住んだことがないのですが、瀬戸内海がこんなに美しいと感じたのは初めてでした。
豊島美術館は体験型の美術館です。この楕円型のドームのような中に入って座ったり寝ころんだりして感じて鑑賞する美術館です。ドームに辿るまでは、自然を感じたりカフェやショップを楽しむこともできます。
私は、ドームの中で鳥や虫の鳴き声を聞いて、子どもの頃を思い出しました。
▼料金などの最新情報は豊島美術館公式サイト
島キッチン
▼島キッチン公式サイトより開店日など確認してください
以前より豊島(てしま)の”島キッチン”は、気になっていました。料理もさることながら、そこに至るまでのStoryが素敵すぎるのです。島の再生のため芸術祭に参加することになり、その一部として空き家だった古民家を改修してできた島キッチンです。東京のホテルのシェフが来られて、地元で生活されている女性が料理に携わることによって地域が活気を取り戻すというプロジェクト!もちろん素材は地元のもの。お店の女性が生き生き働いているのを目の当たりにしました。
古民家を改修した建物も必見です。料理を味わいながら、オープンテラスをはじめ建物を堪能できる素敵な空間です。
島キッチンセットは正直、おしゃれで美味しかった!島でこんな食事ができるとは思ってなかったので、感動しました。
豊島横尾館
▼豊島横尾館公式サイト
横尾忠則さんに関しては、好みに差があるかもしれませんが、横尾感が満載です。是非、トイレにも入ってみてください。不思議な空間です。
心臓音のアーカイブ
▼心臓音のアーカイブの公式サイト
海岸沿いにある木造の建物の中で心臓音をきくことができます。世界中の人の心臓音を聞くことができ、自分の心臓音もアーカイブ(保存記録)することができ、私の心臓音もアーカイブし、CDにもして持ち帰りました。
いちごパフェ
家浦港の近くに”いちご家”でいちごパフェを食べることができました。今は芸術の島となった豊島ですが、いちごも有名です。酪農が主の頃もあったようです。いちごのシーズンは少し過ぎていましたが、とてもおいしいいちごパフェを頂くことができました。かき氷もありますよ。
私が香川県に住んでいた子どもの頃は、豊島と言えば産廃の島と言われていました。その後、産廃撤去運動の後、いちごの栽培に力を入れて、いちごなどの食の島・芸術の島と変わったのです。
現在では、本来の豊かな島、豊島に復活したのです。
前回、檸檬ホテルに寄ることができなかったのが、少し心残りです。
豊島は船の便数が少なく、台風などの季節は船が欠航するため、注意が必要です。必ず、船の時間の確認が必要です。
▼豊島公式サイト
私は瀬戸内海が大好きです。