岡山市中区に曹源寺という臨済宗のお寺があります。岡山藩主池田家の菩提寺。
操山(みさおやま)の麓で住宅街に位置します。秋もいいのですが、夏もまた清々しい。
曹源寺の坐禅会
日曜日の朝は坐禅会があります。長年岡山に住んで話には聞いたことありましたが、この度参加してみました。
午前8時から9時までですが、5分前になると木槌のような音でお知らせがあり始まります。
- 僧侶のお言葉
- 坐禅和讃(お経)
- 警策
- 体操(この日はありませんでした)
- 四句請願文(お経)
みんなで坐禅和讃(ざぜんわさん)を唱えます。唱えられなくても大丈夫。そのあと20分くらい静かに坐禅。
坐禅をしている時、広い本堂を朝のさわやかな風が時折そよぎます。BGMはクマゼミ・アブラゼミ・ニイニイゼミの大合唱と合いの手のように烏と牛蛙が鳴いています。
坐禅の後は、修行僧の方が警策(けいさく)を持ってそれぞれの前に立ちます。
前に立たれた時に合掌をしていたら、警策で肩を叩いてくれます。(つまり希望者のみ)「警策を頂く」というそうです。気合が入ります。
最初、合掌せずに坐禅を組み、手を膝の上に置いていたら、修行僧の方は通り過ぎました。
また、坐禅を組んで、お経を読んでおしまいです。
▲本堂の中から眺める境内の様子
坐禅会の後の茶話会
僧侶のお話のあとは、別の小方丈というところで、希望者による茶話会🍵世代も色々なのでお話もバラエティーです。
曹源寺境内
▼境内は、いつも手入れが行き届き整然としているので心を落ち着かせてくれます。帰りはゆっくりとまわりました。
▼境内の東奥には庭園があります。有料100円、池には鯉がいて、桜の頃はしだれ桜が見事のようです。
▼秋はこんな感じです
初夏から夏は菖蒲や蓮の花が見事で5月下旬頃は蛍がいるそうですです。
こちらのお寺の特徴で修行僧の方が外国から来られた方が多いのです。
猛暑にも関わらず、日曜の朝から爽やかな気持ちになれました。
池田家のことを詳しく知りたい方はぜひ岡山城へ↓