前田穂南選手2大会連続オリンピック出場
大阪国際女子マラソン2024を日本新記録2時間18分59秒のタイムで駆け抜けた、前田穂南選手が2大会連続オリンピック出場が決定しました。
天満屋はもちろん岡山の街は、盛り上がっています。
日本新記録を出した時も天満屋はもちろん岡山は盛り上がりましたが、今回はさらに喜んでいます。
約1ヶ月前、大阪国際女性マラソンで日本新記録を叩き出しても、至って冷静な前田穂南選手のキャラはとても頼もしいのです。
東京大会の無念をと言いたいところですが、キッパリ気持ちを切り替えて、パリの街を颯爽と駆け抜けて、きっとアレをアレしてくれるでしょう。
前田穂南選手は、兵庫県出身で高校卒業後、百貨店 天満屋に就職し、実業団天満屋陸上部に所属しています。↓
「ど根性フラミンゴ🦩」と増田明美さんは、足が長くて美しくでも根性があるという意味で称されたのでしょうが、兵庫県出身の前田選手は、王子動物園に入ってすぐ左手のフラミンゴを思い浮かべたのでしょう。あまりいいイメージを持たなかったようです。
天満屋陸上部の歴史
天満屋陸上部は1992年に創部、2000年のシドニー大会.山口衛里選手、2004年のアテネ大会.坂本直子選手、2008年北京.中村友梨香選手、2012年ロンドン.重友梨佐選手、2021年東京.前田穂南選手とリオを除いて近年選手をオリンピックに選手を輩出しています。
武冨豊監督が指導されています。
天満屋陸上部の創部に関する講演会を今から25〜6年前にPTA主催で聞いたことを思い出します。
「岡山で天満屋といえば知らない人はいませんが、県外特に中国地方以外では何?」
「そのため実業団を作ることが必要と考えた。女子実業団といえば当時バレーボールが有名だが、団体競技のためたくさん選手を集める必要もある上、練習のための体育館も必要?これから何がいいか?女子駅伝・マラソン!」となったそうです。(はるか昔の私の記憶です)
岡山市内ほとんどのバスは、必ず天満屋バスセンターを経由して各方面へ運行しています。
それほど、岡山では有名な195年の歴史ある百貨店を全国に認識してもらうために、天満屋陸上部は立ち上げられたのです。
岡山の女子陸上・特に長距離マラソン!
オリンピックの女子マラソンは、1984年のロサンゼルスで初めて正式種目になりました。それまで、女子にマラソンはできないと言われていたのです。
それから、3回目の大会で有森裕子さんが、1992年バルセロナで銀メダル、1996年アトランタで銅メダルを獲得されています。
有森さんは、岡山市出身で現在は、マラソンの普及のため各地のマラソン大会のアンバサダーをはじめ色々な活動をされています。
また、日本初の女性メダリストの人見絹枝さんは、1928年アムステルダムのオリピックで800メートル銀メダリストで岡山市出身です。
有森裕子さん・人見絹枝さんの像は、岡山県総合グランドにあります。
岡山県総合グランドで天満屋の選手が練習することもあるようです。
そろそろ、日本にそして岡山にアレをもたらしてくれることを祈っています。
アシックスの厚底でパリの街を快走する前田穂南選手を勝手に応援しています📣