以前より、神戸市立博物館でいろんなワークショップが企画されていることは知っていました。
なかなかタイミングが合わなくてやっと参加することができた今回の旧居留地ツアー
季節柄、参加者が少数のため、ほぼブラタモリ状態でした。
つまりはブラオッポ。
まずは、博物館の裏手に守衛さんのいる扉のあるところで集合。

博物館の職員の方と学習支援交流員さん4名とご挨拶のあと、スタートです。
コースは↓

神戸の旧居留地エリアを散策するなら、まず訪れたいのが 神戸市立博物館。
重厚な石造りの建物は、旧居留地の歴史を感じさせる象徴的な存在です。
この建物は1935年に建てられたクラシックな建築で、もともとは銀行として使われていました。
現在は神戸の歴史や文化を紹介する博物館として、多くの観光客や地元の人が訪れています。
外観を見上げると、石造りの壁とアーチ型の窓がとても印象的。旧居留地らしい西洋建築の雰囲気があり、写真スポットとしても人気です。
博物館の周辺には、おしゃれなカフェやショップも多く、ゆっくり街歩きを楽しめます。
神戸らしいレトロな街並みを感じながら散策できるエリアです。
旧居留地散策のスタート地点として、まずは神戸市立博物館。
15番館|アメリカ領事館跡
明治時代からただひとつ残っている建物です。


1995年の阪神淡路大震災で崩れてしまいましたが、使える建材を生かして地震に耐えれるよう元に戻されました。
現在は、Solon15 TOOTH TOOTH 旧神戸居留地十五番館としてカフェで利用されてます。
ここの入り口付近に、下水道管が見えます。
すでに明治時代に神戸には下水道があったのです。
このあとは、博物館正面から神戸市立博物館を眺めます。
時々、学習交流支援員さんの「さあここでクイズです。」という雑学がまるでブラタモリなんです。
「神戸市立博物館は、元々何の建物だったでしょう」
「銀行でした」


昔の電話BOXです。今では公衆電話も珍しい時代になりましたね。
博物館から海岸通りへ
海岸通りから建物を歴史ある建物を拝見。
その前に、幕末に勝海舟がこれからは海軍が必要であると提言したことから作られた「神戸海軍操練所跡」を見学。


幕末の日本の歴史に詳しい方はご存知かも?
日本が外国の脅威に直面して勝海舟が対応するために設立された海軍教育機関です。
1853年の黒船来航
きっかけに、日本は海外の圧倒的な軍事力を目の当たりにし、「このままでは国を守れない」という危機感が広がりました。
そこで、近代的な海軍を育成する必要性が高まり、海軍操練所が設立されます。
この施設では、船の操縦や航海術、砲術など、西洋式の技術を学ぶことができました。
指導にあたったのは勝海舟!
身分にとらわれず優秀な人材を育てるという先進的な考えのもと運営されていました。そのため、後に活躍する坂本龍馬も関わるなど、新しい時代を担う人材が集まる場となっていきます。
つまり海軍操練所は、単なる学校ではなく、
日本が近代国家へと歩み出すための重要な第一歩となった場所だったのです。
チャータードビル

神戸の旧居留地を歩いていると、ひときわ落ち着いた雰囲気を放つ建物に出会います。
それが「チャータードビル」です。
1938年に建てられたこの建物は、当時外国商社のオフィスとして利用されていた歴史あるビル。
神戸が国際貿易港として栄えていた時代の面影を、今も色濃く残しています。
外観は重厚でクラシック。
シンプルながらも存在感があり、周囲の近代建築と調和しながら、旧居留地ならではの美しい街並みをつくっています。
神港ビルヂング

神戸の旧居留地エリアに、ひときわ重厚な雰囲気を感じる建物があります。
それが 神港ビルヂング です。
神港ビルヂングは1939年(昭和14年)に建てられた歴史ある近代建築で、旧居留地を代表する建物のひとつ。
レトロな外観とクラシックな雰囲気が魅力で、神戸の街並みに溶け込んでいます。
またビルヂングという表記がいかにもレトロ感があって私は好きです。
建物は石造りの重厚なデザインで、昭和初期のモダン建築の特徴がよく残されています。
旧居留地には西洋文化の影響を受けた建築が多く残っていますが、その中でも神港ビルヂングは特に存在感のある建物です。
現在はオフィスや店舗などが入る複合ビルとして利用されており、外観を眺めながら旧居留地散策を楽しめます。
商船三井ビル


レトロで美しい建物が数多く残っています。
その中でも代表的な近代建築のひとつが 商船三井ビルディング です。
商船三井ビルディングは1922年(大正11年)に建てられた歴史ある建物で、旧居留地の中でも特にクラシックな雰囲気を感じられるスポットです。設計は当時の近代建築の特徴を取り入れた石造りの重厚なデザインで、神戸の港町としての歴史を象徴する建物でもあります。
私は、この曲線美の商船三井ビルディングが好きです。
この建物は、海運会社である商船三井の前身企業のオフィスとして建てられました。
港町として発展してきた神戸の歴史を感じさせる建築として、現在も多くの観光客が訪れています。
旧居留地エリアには、神戸開港後に建てられた西洋建築が数多く残っており、街を歩くだけでも異国情緒あふれる景観を楽しめます。
商船三井ビルディングもそのひとつで、写真スポットとしても人気の場所です。
海岸ビル






海岸ビルの建物の面白いところは、下層と上層で表情が違うこと。
低層部分はレンガ調でクラシカルな雰囲気があり、いかにも明治〜大正期の近代建築らしい重厚さを感じます。
上層部分はすっきりとした造りで、やや近代的な印象。
このコントラストが、海岸ビルならではの魅力になっています。
歴史ある建物でありながら、時代の変化に合わせて姿を変えてきたことが感じられるポイントです。「海岸ビル」です。
1911年に建てられたこの建物は、旧居留地の中でも特に歴史のある建築のひとつ。
100年以上の時を経てもなお、その美しい姿を残しています。
外観はレンガ調で温かみがあり、重厚さの中にもやわらかさを感じるデザイン。
近代建築でありながら、どこか親しみやすい雰囲気が印象的です。
かつては商社などが入るオフィスビルとして使われていましたが、
現在はリノベーションされ、個性的なショップやオフィスが入る複合施設として活用されています。
建物の中に入ると扉やエレベーターは、どこか懐かしく落ち着いた空気感。
歴史を感じながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
神戸には、同じように下層階は歴史のある建物のまま、上層階は近代建築の建物が数多く見受けられます。
ここから山手に向かって明石筋を上がる

あいおいニッセイ同和損保ビル|19番

あいおいニッセイ同和損保 神戸ビルは、2000年代に整備された比較的新しい建物で、旧居留地の歴史的建築の中に調和するように建てられています。レトロな街並みの中で、現代の神戸を感じられる存在です。
38番館エルメス|修復中で残念

大丸の横から三宮神社




神戸大丸の近くにあるのが、三宮神社です
お洒落なお店が立ち並ぶ街中の交差点に突然神社⛩️。
境内はそれほど大きくありませんが、ビルに囲まれているにもかかわらず静かな場所です。
神戸大丸の山側トアロード玄関の前に腰掛けると、こんなところに神社がと目に入ります。
三宮という地名の由来や明治維新の影響や第二次世界大戦の大空襲、そして阪神淡路大震災と歴史を経てきた三宮の街にある神社です。
旧三菱銀行三宮支店の柱頭




現在も旧三菱銀行の建物の一番上の装飾部である柱頭(ちゅうとう)があります。
重厚な石造りの外観で細やかな彫刻です。
また、神戸ダイヤモンドビル(明石町)の中にも現代では珍しいライオンの装飾が壁にあります。
三菱UFJのATMもあるので、一般の人も入ることができます。
注;大勢で長居はご遠慮してくださいね
宮城道生生誕の碑

ここは、『春の海』作曲者の宮城道雄氏生誕の地ということで記念碑があり、この碑の前では音楽が流れます(春の海)
お正月によく聞く、あの箏の♩ 🎵🎵🎵 ♩です。
三井住友銀行神戸本部ビルの56番の碑

三井住友銀行神戸本部ビルに旧居留地のナンバー碑。
余談ですが、この場所には元々神戸銀行があり、太陽神戸銀行になりさくら銀行になり、現在の三井住友銀行になったため、現在の神戸本部ビルとして神戸の街に存在感を表しています。
まとめ
今回、神戸市立博物館で定期的に街歩きのイベントが行われています。
自分で検索して歩くのも面白いですが、学習支援交流員という地元のからのお話を聞いて街歩きするもの違った視点で楽しむことができて楽しかったですよ。
Instagramなどフォローしていたらイベント情報など知ることができます。
また、神戸市立博物館の1階フロアーは、常設で神戸の歴史がわかる資料が展示されています。
神戸のことを知りたかったら、企画展がない時も訪れて十分楽しめることができますよ。

